反事実ノート、セルフアクセプタンス
番外編です。具体的な問題解決に役立つテクニックをまとめます、
【内容まとめ】
・反事実ノート
カリフォルニア大学でこんな研究がありました。
group①は自分の人生の大きな場面に対して、
「あの時Aしてたら今Bだったかもしれない」
といわば反事実を書いてもらいます。
対してgroup②では
「あのときCしたから今Dなんだ」
と事実を書いてもらいます。
結果、①の反事実を考えた人のほうが、自分の人生に意味を感じれるようになったのです。
なぜでしょうか。
それは客観的に人生を見れるからだと考えられます。
あのときAしてたらBになってたかもしれない。でもEしたから今Fになっている。と。
ただこのとき注意点があります。
それは、「あのときAしてたら今頃輝かしいBが待っていたのになあ」と、キラキラ補正をかけて反事実を考えてはいけません。
もちろん考えた結果、Bが輝いているならいいのですが、あくまで補正無しでフラットに考えましょう。
あなたの人生に後悔や今でも迷ってることはありますか?一度、別の次元にいるかもしれないもうひとりの自分を見つめてみてはいかがでしょうか。
・セルフアクセプタンス
これは、失敗に対して自分を攻めるのではなく、慰めるというテクニックです。
これもカリフォルニア大学の研究なのですが、自分を攻めた人はまた同じ失敗をしやすく、慰めた人は同じミスをする確率が減ったのだとか。
ただ、一つ重要なポイントがあります。
それは、慰めるとき、客観的に慰めるということ。目の前にそんな人がいたらどう慰めるかなと考えながらです。
まとめると、
・「あのときAしてたらBだったかも」を考えてみる。
・失敗したら、自分を客観的に慰める。
ということです。
おわり。